三協アルミのリフォーム玄関ドア「ノバリス」を長くお使いになると、丁番のねじがゆるんだり、電池錠の電池が切れたり、クローザーの閉じ速度がずれてきたりすることがあります。多くはご自身で調整可能な範囲ですので、本記事では玄関.jpのもとに寄せられるお問い合わせが多いポイントを中心に、三協アルミ公式の点検・調整手順を分かりやすくまとめました。
お手入れのついでに月1回程度、各部の点検を行っていただくと、突然のトラブルを未然に防ぐことができます。
はじめに:点検・調整をおすすめする理由
長期間、商品をご使用になりますと、ねじのゆるみやドア本体のガタつきなどの不具合が発生することがあります。そのままにしておきますと、人身事故や家財の損害などの原因となります。
対処方法が本ページに記載されていない不具合が発生した場合は、ご自分で分解や修理をなさらず、まずは玄関.jp、または三協アルミお客様相談室にご相談ください。
丁番の調整には専門的な技術が必要となります。丁番の調整が必要な場合は、ご自分で調整や分解をなさらず、玄関.jpまたは三協アルミお客様相談室にご相談ください。
※電気錠・電池錠には、別途専用の取り扱い説明書が三協アルミホームページにございます。あわせてご覧ください。
安全上のご注意
点検・調整を行う前に、下記の安全上のご注意を必ずご確認ください。特にお子さまと一緒に暮らしているご家庭では、日常の開閉時の安全にもご配慮ください。
- 開閉時、引手やハンドルなど指定された場所を持って操作してください。丁番側のすき間には絶対に手を置かないでください。指定された場所以外のところを持つと指をはさまれるなど、人身事故につながるおそれがあります。特に小さなお子さまのケガには十分ご注意ください。
- 採風機能付きの玄関の場合、ドア本体の開閉は採風窓を閉めてから行ってください。採風窓が開いているとぶつかったり、手をはさまれたりするなど、人身事故につながるおそれがあります。また、採風窓は防犯のため、外出時および就寝時には全閉し、採風窓のロックをかけてください。
- ドアガードをはずす場合は、アームの内側に指を入れないでください。外部側より突然ドア本体をあけられた場合などに指をはさまれるなど、人身事故や物損事故につながるおそれがあります。
電池錠の電池交換について
ノバリスの電池錠(e・エントリーDCタイプ等)は、エントリーキー本体側とドア本体側の両方に電池が入っています。「反応が悪くなった」「電池残量表示が出た」ときは、以下の手順で電池交換を行ってください。
エントリーキーの電池交換方法

エントリーキーの電源をON/OFFにする方法
電池交換後、電源がOFFになる場合があります。電源をONにしてご利用ください。

ドアの電池ボックスの電池交換方法
ネジ溝が潰れないよう(なめないよう)、適切なサイズのドライバーをお使いください。

【関連動画(三協アルミ公式)】
玄関ドアの各部の名称(例:右勝手)
調整箇所を正しくご理解いただくため、まずはノバリスの各部の名称をご紹介します。
※このページでのイラスト・写真は右勝手(開き勝手)の例になります。左勝手の場合は、左右が反転しますのでご注意ください。

ラッチ受けの調整方法
ドア本体の閉まりが悪くなったり、施錠しにくくなったときには、ラッチ受け(ラッチが入る受け金具)の位置を調整してください。

ストライクの調整方法
ドア本体の閉まりが悪くなったり、施錠しにくくなったときには、ストライク(デッドボルトを受ける金具)の位置を調整してください。

フランス落し受けの調整方法
フランス落しは、親子ドアまたは両開きドアの、錠がついていない子ドアを固定する戸締まり金具です。子ドアの側面に付いたレバーを操作すると、子ドアの上下からピンが出る仕組みになっています。上枠や下枠に設けたフランス落し受けにピンが入ることで、子ドアが固定されます。
子ドアがガタついたり、フランス落しのつまみが動かしにくくなったときは、フランス落し受けの位置を調整してください。

ドアガードの調整方法
ドアガードがガタついたり、かかりにくくなった場合は、ドアガードの位置を調整してください。ドアガードは訪問者確認用の補助器具で、施錠代わりにはなりません。外出・就寝時には必ず主錠を施錠してください。

クローザーの調整方法
ドア本体が閉まりにくくなったり、ドア本体が「バタン」と大きな音を立てて閉まるようになったとき、また、ドア本体の閉まる速度を変えたいときは、ドアクローザを調整してください。
※閉じかけているドア本体を、閉じる方向に強く押したり引いたりしないでください。強制的にドア本体を閉めることにより、内部の油が漏れたり、閉める速度の調整ができなくなったり、丁番が破損する原因となります。

速度調整弁の使い方
プラスドライバーで(1)(2)(3)の調整弁をまわして、各区間の速度を調整します。
- (1)第1速度:ドアが開いた位置から中間位置までの速度
- (2)第2速度:中間位置から閉鎖直前までの速度
- (3)第3速度(ラッチングアクション):閉鎖直前のドアを素早く閉める速度
調整する場合は、第1速度 → 第2速度 → 第3速度(ラッチングアクション)の順に行ってください。


速度調整弁は合成樹脂でできていますので、ドライバーの先端を調整溝に確実にあわせて調整してください。溝が破損するおそれがあります。
【調整時のご注意】
- 調整弁はゆるめすぎると調整弁がはずれ、油漏れを起こし正常に機能しなくなる可能性があります。
- 電動ドライバーは故障の原因となるため使用しないでください。
- ねじは絶対にはずさないでください。ねじが紛失したり、部品が落下するおそれがあります。
- 第3速度は、第2速度より遅くすることはできません。
こんなときは玄関.jpにご相談ください
ご自身で調整いただける範囲は、ねじの締め直しや電池交換、クローザーの微調整までです。以下のような症状が出ている場合は、無理をせず玄関.jpまでご相談ください。
- 丁番の調整が必要と思われる(ドア本体がハの字に傾く・下端が枠にこすれる等)
- 調整しても閉じ速度が正しく変わらない、途中で止まってしまう
- クローザーから油が漏れている(内部の劣化のサインです)
- 電池を交換しても電池錠の反応が改善しない
- 採風窓の開閉やロックがスムーズに動かない
- 開閉時に「ギシギシ」「キーキー」等の異音が出ている
- ドア本体や枠が変形している、隙間風が入る
玄関.jpは玄関ドア交換の専門店として、ノバリスのご相談を承っています。まずはお気軽にお問い合わせください。
ノバリスの施工事例はこちらからご覧いただけます。玄関ドア本体の交換をお考えの方は、サイズ入力で工事込み価格が分かるお見積もりもご用意しています。




